PBP (パリ-ブレスト-パリ)2015 参加レポート Vol.2
いよいよ、パリ到着後3日目です。今晩19:30にいよいよスタートです。
参加者数はなんと全世界から集まってきて6000人!日本人は200名くらいかな?オダックス近畿からは35名。
制限時間は80時間・84時間・90時間の3カテゴリー。
別に80時間をクリアしたからと言ってもスタート時間が変わるだけで認定の種類が変わる訳ではないようですので、
90時間カテゴリーにエントリーしました。
本来は昨年の2014年にSRを獲っていれば、プレエントリーで早い時期に申込ができたらしく早い時間のエントリーが出来たらしいのですが、
昨年、僕はブルベに出てなかったので本申込でエントリーと相成りました。
よっぴさんは昨年トリプルSRというSRを3回も獲ってるのでプレエントリー出来たのですが僕の本エントリーに合わせて貰ったのでスタート時間が19:30となりました。
確か17:00から20:00まで15分毎に300人ずつ順次スタートです。
このゼッケンを見ればいつ出発した人かすぐ解ります。僕のゼッケンはR081です。15分後の19:45スタートの人はSからはじまる番号。
Tの人が90時間の最後です。ちなみに84時間制限の人は翌朝スタートですのでもう一晩眠ってからスタートできますが、ゴールもその分遅くなります。
なんせ、夜スタートなのでその日、夜までする事がありません。
昼食もどうしようか・・・?近所にはたいした食べるとこもないし、スーパーは日曜日で閉まってるし・・・
OさんIさんが開いているスーパーを発見してくれたらしくそこで買い出しして食事を済ませました。
ツアーで取ってくれたホテルは一旦チェックアウトするのですが、4部屋だけは大会期間中も荷物部屋とリタイヤした人の為に取ってくれてます。
僕の部屋は荷物部屋になっていたのでそのまま滞在する事ができました。
スタートもみんなより遅いのでお昼寝しようと思ったけど、時差ぼけもあるし眠れませ〜〜〜ん。
あれよあれよという間に夕方になってきて、もう、早いスタートの人達はスタートしてる時間になってきました。
こんな事なら翌朝スタートの方が寝てからスタートできるのでええかも。
結局、初っぱなスタートしていきなり徹夜で走らないとあかん事となる。
集合にはあんまり早く行っても仕方ないので17時頃ホテルを出発しました。18時頃スタート地点に着いてもまだRの出番ではありませんので待ちます。
ちなみに、今回PBPで走った自転車はコレ。
TREK ドマーネ5シリーズ(コンポはデュラに換装してます)です。
今までのブルベはクロモリのトマジーニで参加していたのですが、フロントフォークもカーボンに変えたりと色々やりましたが、やっぱりクロモリは重量が重たい。
と言う訳で、このドマーネにしましたが、結果大正解です。ブルベやられる方にはドマーネが絶対オススメです。
なんせシートチューブが最大3cmも動いて振動吸収してくれますので、他メーカーが出しているエンデュランス系のバイクとは訳が違います。
ドマーネ以外でよさげなのは最近発売されたピナレロのK8-Sですが、お値段がフレームで90万を超えるので非現実的ですね。
クロモリが乗り心地いいよ〜ってよく耳にしますが、クラシカルなスタイルは僕も好きですが、もはやドマーネには到底敵いません。
ドマーネもISOスピードという衝撃吸収してくれるものが付いているので若干重量増になってしまうので、折角買われるならドマーネの5シリーズ以上をオススメしたい。
4シリーズではちょっと重たすぎる。ご参考までに。
荷物もドロップバッグがあるし、リアのサドルバッグには雨カッパと修理工具、フロントバッグには予備電池類を入れるのみ。
予備電池はANKERの16000mAhを一つ、フロントライト用のMoonのADJ1300ルーメン用のバッテリー13200mAhを一つとエネループのモバイルバッテリーの大きいのを一つです。
ANKERの16000mAhをもう一つ満充電にしてドロップバッグに。これがめっちゃ良くて今までのモバブーなんて比較にならないパワーです。
これが3つあればPBP間に合います。まあ、4年後はもっといいの出てるでしょうけど。
ライトはMoonのADJ1300ルーメン、これはめちゃくちゃ明るくていい!
だけど、外部バッテリーが専用の外部バッテリーでないといけないのが頂けない。
USBジャックだったらANKERなど他の外部バッテリーも使えるんだけどな・・・。
それと、キャットアイのVOLT700とドロップバッグにボントレガーIon700を忍ばせて行きました。
Ion700は帰りのルデアックでMoonの充電がなくなるだろうから交換しようという目論みである。
ライトはこれでちょうど計算通りで良かった。
服装は、半袖ジャージにアームウォーマーとレッグウォーマー、夜間はその上に反射ベストというスタイルでちょうど良かった。夜間以外は・・・(汗)
さて、話がそれましたが、いよいよ、R組がスタート地点の待機所に向かっていいようです。
ブルベカードの一つ目にハンコを押して貰い、待機所へ。
Qはなかったので僕の前の組はPです。
いよいよPも出発して、我々、Rの出番です。スタート地点まで移動。
一組300名いてます。だいぶ前方に位置しました。
PC毎にこういうでっかいゲートがお出迎えしてくれて非常に達成感を満たしてくれます。
カウントダウンがあって、いよいよスタートの号砲が鳴り響き、
楽苦しい1200kmいや厳密にいうと1238kmの旅が始まった・・・。
やっとスタートです(笑)
Vol.3に続く。
2015年8月27日