納車御礼 ~MADONE 9 トライアスロンカスタム~
こんにちは熊取の森です!
今日は先日納車させて頂いたトレックのハイエンドバイクのご紹介
阪南市 K徳様が選ばれたのは MADONE 9 Project one
和歌山で納車後、わざわざ熊取店まで見せに持ってきてくださいました
この MADONE 9のグレードは9.9と最上位グレード
MADONE 9ラインナップとしては
機械式アルテグラ、ノーマルハンドルの MADONE 9.0
電動アルテグラ、ステム一体型ハンドルの MADONE 9.5
電動デュラエース、ステム一体型の MADONE 9.9
カタログ上ではこの3種類になります。
それをトレックのオーダーシステム「Project one / プロジェクトワン」(以下 P1)を通すことにより
MADONE 9.0で一体型ハンドル
MADONE 9.5で機械式デュラエース
MADONE 9.9でスラム レッド eTap、スラム レッド eTap Quarq
と、上記のようにさらに細かくドライブトレインやコンポーネントの選択ができるのです
http://projectone.trekbikes.com/jp/ja/#model/madone99
コンポはMADONE 9.9クラスでしか選択できない電動デュラエース
最新型のR9150系のデュラでアッセンブルされています
クランクのグラデーションがシブさと高級感を醸し出してますね~
ホイールは正統派
ボントレガー アイオロス7 TLR
MADONE 9のダウンチューブの厚みは縦方向で約78mmもあるので70mmハイトのリムでもボリューム負けしません
なんなら70mmくらいの方がバランスが取れてカッコよく見えますね
P1ではアイオロス7とアイオロス5が同価格で選択できます
K徳さんはトライアスロンでの使用を兼ねてアイオロス7を選択されたのです
ボトルケージはアバンギャルド オリジナルカーボンボトルケージ
MADONE 9のハンドルといえば専用一体型ハンドルのイメージですが、最近ラインナップに追加された
ノーマルハンドル、ステムバージョンを選択
これによりトライアスロンでは必須アイテムのDHバーが取付け可能になります
ワイヤーの露出する量も最小限に抑えられるので MADONEの美しさを損ないません
トップチューブ裏面には「Go and Take it / 全力で挑んで勝ち取ってこい」とメッセージが入ります
こりゃ~勝つしかないですわ笑
サドルはトライアスロンに適したボントレガー HILO XXX Carbonを搭載
サドルセンターが溝になっているのでDHを持った深い前傾姿勢でも尿道が圧迫されにくく疲労軽減へつながります
テールライトもシートチューブに専用のマウントで取り付けられるものになっています
そして納車後しばらくたってからになりましたがDHバーを搭載させていただきました
これがないとアイアンマンのようなバイクパートだけで180kmもあるような距離は身体が持ちません、、、笑
メインコンポがせっかくのDi2なのでDH先端には最新のSW-R9160を装着
これによりDHポジションで変速のとき、いちいちハンドルを持ち帰る必要がありませんね
DHバーにシフトスイッチを搭載するにあたって拘った点があります
それはシマノから最近発売された「EW-JC200」というエレクトリックケーブル延長用のジャンクションを使用したこと
今までならシフトスイッチから伸びたケーブルはハンドルの中を通すかバーテープの下に巻き込み、STIへアクセスするしかありませんでした。
「EW-JC200」を使ってもケーブルの取回しは同じなのですが、、、、
ジャンクションからケーブルを抜くことができますね
これによりDHバーを外してシンプルにロードバイクとして乗りたいときにバーテープを剥がしたりハンドル内のケーブルを抜かずとして、簡単にDHバーが取り外しできます
勿論、ハンドル左右からからケーブルが出ていますがケーブルの先端をテープなどで塞いでハンドルに固定するだけで見た目もスッキリします
「EW-JC200」のおかげで気軽に多種多様なバイクの使用にセッティングできるようになりました
正面から見てもワイヤー類が一切見えないので前面投影面積が小さくなり空気抵抗が少なくなります
ライトやガーミンもステムのマウントを介して装着すれば無駄がなくスタイリッシュに付けられます
このステム、マウントはノーマルハンドルのほとんどに付けられますのでハンドル周りをスッキリしたいという方はご相談ください
とんでもなく戦闘力の高いMADONE 9 が完成しました
上の写真の状態で7.3kgとこの見た目では考えられないくらいの軽量バイク
更にDHバーなどを付けた重量は8.2kg
70mmのホイールですよ?!?!
DH付けてるんですよ?!?!?!?!
DHバー、70mmのカーボンクリンチャー履いてこの重量なのでホイールとフレーム、コンポがいかに軽いかわかりますね
まあ、今の時代軽いバイクはいくらでもありますわな
肝心なのは持って軽いよりも走って軽い
黄色いメーカーのキャッチコピーをお借りしましたがその通り
渋谷109を連想させるヘルメットでいざシェイクダウン
「軽い、、、、、」
「めっちゃ軽い!!!!」
踏み出しからスピードを乗せるまでがメチャメチャ楽とのこと
このときはDHなしですが普段DHを付けて走っているところをプラス3km/hで巡行できたとのこと
さすがMADONE いや、K徳さん
DHを付けたらさらに何キロアップするのかひじょーに楽しみな反面、怖い気もします 笑
なんせしらず知らずにペースが上がってしまう後続からは嫌われるバイクなのですから、、、笑 (←いい意味でね 笑)
これからポジションも細かく煮詰めて乗り込み、来年のトライアスロン シーズンスタートから大暴れしてくれることでしょう
いい機会だったので僕のMADONE 9 と並べて撮影させていただきました
今年のツールカラーのパクリと散々言われてきましたが
厳密にいえばこのカラーで僕は去年から乗ってます
パックったのは公式の方っすわ笑
赤白、白赤の紅白MADONEが並んでるのはいい光景ですな
同じMADONEですけど色々とボリュームや迫力がありゴツいのでこれからは「アニキ」と呼ばせていただきます
アニキまた走りに来てください
では
2017年11月18日