H29年度 第1回きのくに自転車スポーツクラブ
こんにちは熊取の森です!
今日は5/21日に和歌山県自動車学校で行われた
和歌山県自転車競技連盟主催のH29年度 第1回きのくに自転車スポーツクラブの講師として参加させていただきましたのでその様子をお送りします
当日エントリーも含め10人の子供たちが参加してくれました
この日は暑く、気温も28度と真夏日でしたが子供たちは元気に熱心に講義を楽しんでいってくれました
まずは一本橋
幅約30センチの一本橋を自転車で渡るのですが、なかなか難しいんですこれ
僕も試しにやってみましたが、フラフラでした 笑
自転車を乗るうえでバランスはもちろん大事ですが、ここでは乗車時の目線がいかに大事かを説明
どうしてもこういった不安定なとこや道が悪いとこでは目線は下より、前輪前端付近を見がちです。
これではハンドルをまっすぐ持って走ることよりも目先の路面状況しか捉えられないので危険ですね
目線は10~15m前方を見て路面状況はその時に把握し、足元よりもハンドル操作に注意をおいたほうがいいと説明
そうすると一回目では安定しなかった子でも2回目以降は見違えるほどスムーズに進んでました
そして次に行うのは8の字スラローム
8つ置いたコーンをそれぞれ一周して次のコーンを目指し、8の字を書くようにして進んでいくこのお題は
僕も練習しましたがなかなかハンドル操作が難しいですね笑
フルサイズのロードだとコーンの感覚が窮屈だったと言い訳しときます 笑
そんな8の字スラローム
子供たちはスムーズにグルグル回ってました
ここでも大事なのは目線
できるだけコーンを見ながら回るとコーンと自分との距離間隔が掴め
コーンから離れすぎたり接近しすぎたりしないのでスムーズに回れるのです
コーンからコーンに移るときはややこしかったとは思いますが、それでもびっくりするくらい
みんなスムーズに回れてていました
一本橋と8の字スラロームが終わったら休憩
普段しないような動きをして自転車に乗り、さらに暑いのでみんな疲れてるかな~
と思ってたら、、、、、
元気ありすぎ笑
これでもかと言わんばかりに教習所内を爆走し、自主練してました
外の一般公道ではしないでね。笑
さあ、そんなやる気満々の休憩が終わった後は講義再開
急制動・急ブレーキ
一度はしたことはあるであろう急ブレーキ
できるだけしたくはないものですが、しなきゃいけない時もあるので
できるだけ最短距離で停止する方法を説明
もちろん前後ブレーキを握ってブレーキをしますが、握り加減では止まらずそのまま進んでいくこともあります。
前後同じ力加減だと後輪が滑りそんまま進んでいきます
このように後輪自体は止まってますが、地面の上を滑ることを「ロック」と言います。
これでは制動距離は伸びるので前を強く、後ろを弱くと一般的にありますがなかなか曖昧なところもあります。
前と同じ力で握るとロックするので若干弱めがいいでしょう
そして、前だけで強ブレーキすると前だけロックして後輪が浮き飛んでいくことになるので注意してください
後ろだけ握って後輪ロックで滑る方がまだ安全です
そして最終項目の乗車ハイタッチ
最後にして一番簡単な項目でしたがこれも重要なのは目線
タッチする手を目で追いかけると無意識にそっちの方へ進んでいきます。
目線をまっすぐに保ち、タッチする手を前方で確認してから距離間隔、スピードを計算し
タッチしにいきます。
文章にすると難しそうですが、これらのことは人間無意識にしますので割と簡単です
実際子供たちもヒョイヒョイとこなしてました
今回はハイタッチでしたが、これがロードレースの世界になるとハイタッチが補給を受け取る動作に繋がります
ボトルや補給を受け取る動作が加わるので難しいですが基礎となるハイタッチを難なくこなせていたので
問題なく受け取れるでしょう
以上の4項目
一本橋
8の字スラローム
急制動・急ブレーキ
ハイタッチが今回の講義の項目
これらを終えるとお待ちかねの「お楽しみレース」
年齢、車種別で班分けをし、教習所内を2周するクリテリウム
元気よく一斉にスタート
最後は接戦になり白熱したレースを見せてもらいました
こんだけ暑い日にこれだけ激走するとさすがに疲れただろうと思ってましたが
全講義終了後、解放された教習所内を子供たちはしばらく楽しそうに走っていました
自転車の基本的な操作方法から、乗り方などを教えていき選手を目指しレースに出る子供たちや普段自転車に乗るときでも活かせるテクニックをきのくに自転車スポーツクラブでは教えさせていただいています。
今年からは開催日数を増やし
6月25日(日)
8月6日(日)
10月22日(日)
11月26日(日)
に同じく和歌山県自動車学校で開催予定です
7月17日(月)海の日には和歌山競輪場で本格的なタイムトライアルに挑戦していただけます
なんと1/1000秒まで計測する滅多にない機会なので是非是非参加してください
では来月6月25日(日)にまたお会いしましょう
2017年5月23日