納車御礼 ～TREK DOMANE SLR トレック ドマーネ SLR～
こんにちは熊取の森です！
今日は先日、和歌山店で納車させて頂いたTREK DOMANE SLRのご紹介です
2017年フルモデルチェンジのドマーネをトレックのオーダーシステム「プロジェクトワン」(以下P1)で構成して頂きました
フレームカラーはツアー イエロー
ツールドフランスをイメージしたイエローにトレックロゴはディープ ダーク ブルー
ロゴは一瞬黒にも見えますが、寄って見ると濃い～メタリックな紺です
光に当たるとキラキラ光ってきれいです
ドマーネ SLRのP1ではフレームオプションとして2種類のカーボンを選んでいただけます
今回選んで頂いたのはプロ エンデュランス フィット
短めのヘッドチューブ、低めのボトムブラケット高、長めのホイールベースで
使用されているカーボンは最軽量、高剛性のトレック史上最強のOCLV700カーボン
通常のエンデュランスフィットはヘッドチューブはもっと長くアップライトな姿勢になり、
カーボンはOCLV600カーボンになります。
OCLV700カーボンのプロ エンデュランス フィットはサイズ:54（トップチューブ長550mm）
からのサイズしかありませんのでご注意ください
ドマーネといえば快適性を重視したエンデュランスモデル
トレック独自の衝撃吸収システムISO SPEED搭載のモデルで有名ですね
2017年ではシートチューブのISO SPEEDに改良がくわえられて調整可能になりましたね
それがこの調整用のスライダー
バイクのデザインを崩さないようにまとめられている点がトレックらしいですね
このISO SPEEDは路面の振動を受けるとサドルが前後に稼働し、クッション、サスペンションの役目を果たしてくれます
一番動かない硬い状態でトレックの超軽量モデルのエモンダ SLRと同等のしなり量になり、
一番前後に動くやわらかい状態で第1世代のドマーネより14%も振動吸収性が上がるのです
そして更にISO SPEEDがヘッドにも搭載されるようになりました
このヘッドのISO SPEEDはドマーネのSLシリーズまでが搭載されています。
このISO SPEEDがどのように動くのかというと、わかりやすく言えばハンドルが前後に動くというもの
シートチューブのように大きくは動きませんが、稼働することにより振動吸収性がこれまでの2倍になるというのです
調整はシートチューブのボトルケージを留めているボルトを緩めスライダーを上下させるだけと超簡単です
今年引退してしまうトレック セガフレードのカンチェラーラがドマーネ第1世代の開発に加わり
プロとして、クラシックハンターとしてドマーネに対する要望や意見を取り入れ改良を続けSLRができてます。
クラシックハンターとは海外の石畳を走るレースでカンチェラーラが得意としているレース
その石畳（パヴェ）をイメージしてシートチューブ裏面にパヴェの模様が入れられています
そのドマーネ SLRを構成するパーツ類は
アルテグラ Di2
ホイールはマヴィック125周年記念モデルのキシリウム
一本だけ黄色いスポークがフレームに対していいアクセントになってますね
P1で注文するとレースショップ リミテッドとトップチューブにロゴが入ります
特別感があって嬉しいですね
そしてもう一つ
P1でカラーオーダーするとアメリカ本社で塗装されるのですが
そこで塗装を担当した職人のサインをフレームに入れてもらうことができます
トナカイがいてオシャレですね
ドマーネ SLR納車前日に組みあがった僕のニューバイクにも入れてもらいましたが
読めないですね……
笑
読めるよって方は教えてください 笑
ドマーネ SLRとマドン9の共演
壮観ですな
マドン9のインプレはもうちょっと乗り慣れてから書かせていただきます
これ以上にない快適性の高いロードバイクはドマーネ SLRだけ
これは言い切っていいでしょう
実際、夏の鈴鹿で試乗車があったので乗ってきたのですが、路面振動が全く気になりませんでした
シートチューブの稼働具合を確かめようとサドルを前後にゆすっただけでも動くくらいなので
振動吸収性に大きく貢献しています
よく力が逃げないのか？スピードダウンするのでは？
という意見を聞きますが、そこはカンチェラーラが実証してくれていますね
いやでもプロやし～
と思われるかもしれませんがプロほどパワー伝達やフレームの微妙なしなりなどにはうるさいので
気になることはないといえますね
レースバイクでもあり究極のエンデュランスバイクでもあるドマーネ SLRは完璧です
この完璧さを体験してみてはいかがですか
エンデューロ用の自転車って各メーカー色々発売されていますが、
ドマーネほど快適性のあるバイクは他にはありません。
ブルベされている方なんかもうドマーネ以上のバイクは考えられませんね〜〜〜
では
2016年10月18日
